水五訓
先日の勉強会、講師は博多では有名な銘菓会社「如水庵」の社長さん。
演題は、今度あの狗HKの大河ドラマになる黒田如水こと黒田官兵衛。
「如水庵」の名前は、もちろん黒田如水から・・・
その如水の水五訓がこれです。
一、自ら活動して他を動かしむるは水なり
一、障害にあい激しくその勢力を百倍し得るは水なり
一、常に己の進路を求めて止まざるは水なり
一、自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せ容るるは水なり
一、洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり
雪と変じ霰と化し疑っては玲瓏たる鏡となりたえるも其性を
失わざるは水なり
そういえば、明治大帝の御製にも水がありました。
器にはしたがひながらいはがねもとほすは水のちからなりけれ
私の好きな御製の一つです。
先人達は、自然の力を良く知り、自然から学び、自然を崇めていたのだなぁって思います。
だから、八百万の神が坐。
そして、如水の辞世は
おもひおく言の葉なくてつひに行く道はまよはじなるにまかせて
このような心境で逝けるとは凄い事だと思います。
私も、こうありたいものですが、なかなか出来そうもありません。
なんせ、邪念や煩悩の固まりですからね。
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