「祝日法」と「休日法」を分けてはどうか

 近年、国民の「祝日」を休むだけの日にしてしまい、本来の意味を持つ「祝日」が消えて行く。
 いや、何らかの作為によって「祝日」の本来の意味が消されようとしていると感じていた。

 4月29日が「昭和の日」になって(戻ってと言えるか?)一安心したり、
 5月4日の「緑の日?」とは何ぞや? まさか中国みたいに、みんなで緑色のスプレーを持って禿げ山を塗装する日でもなかろう。
 
 「祝日」=「休日」=「国旗掲揚」のパターンが崩れつつあり、私は勝手に4月28日(再独立記念日)に国旗を揚げたりしている。
 されど「祝日法」で決まっている日が「GHQ憲法記念日」であっても、「塗装の日」であっても「法」に定める「祝日」には「国旗掲揚」の機会を優先する意味もあって、やや不本意ながらではあるが国旗を掲揚している。
 そうは言っても、やはり、本来の「祝日」=「休日」に気持ちよく国旗を揚げたいのが本音である。
 「休日」の増加については、例の「祝日と祝日の間を休日」というオセロゲームが如き条文とか「祝日が日曜なら月曜休日」等を、分かりやすく整備して、なんとかスッキリ出来ないかとあれこれ考えてはいた。
         我が家の国旗             國神社の国旗(大鳥居)
                    
 
 「正論」で、国学院大学の大原康男教授が、さすが学者さん、法律を2本立てにしてはどうかと提案している。


_/_/_/_/_/▼Sankei Web【正論】より引用▼_/_/_/_/_/ 


【正論】国学院大学教授・大原康男 「祝日法」と「休日法」を別建てに


国学院大学教授 大原康男(撮影・小野淳一)
 ■晴れ着とご馳走で「ハレの日」祝おう


 ≪秋のゴールデンウイーク≫


 一昨年の5月20日に「国民の祝日に関する法律」が改正・公布され、本年4月29日に最初の「昭和の日」を迎えて、戦後久しく歪められてきた祝日の是正の一つがなされたと喜んだのもつかの間、それから1カ月もたたないうちに、またぞろ妙な動きが出始めた。


 最初にこのことを報じた5月14日付「日経」によれば、自民・公明両党内で7月の参院選で与党の重点政策の一つとして、11月初めに祝日を集め「秋のゴールデンウイーク」を作る構想が浮上してきた。それは11月3日の「文化の日」の前後に「体育の日」(10月第2月曜)と「勤労感謝の日」(11月23日)を移すというもの。


 1日と5日にすれば、振り替え休日などで4連休以上も可能になるといい、仮に5連休ともなれば名目家計消費は1兆6000億円もアップするという試算もなされ、自民党の中川秀直幹事長は「経済効果が期待される」と語った。公明党の斉藤鉄夫政調会長も「金のかからない景気対策」と同調している。


 しかし「勤労感謝の日」は宮中で新嘗(にいなめ)祭が斎行される日であるため、自民党から反発が相次ぎ、最初の案は立ち消えになった。そこで「体育の日」を11月1日に移せば、「祝日法」には祝日と祝日の間を休日にするという規定があるので、1日から3日までの3連休が確保できるという修正案が出てきたと5月24日付「産経」は伝えている。


 事態はまだ流動的であるが、この一連の論議を通して、祝日というものに対する実に安易で浅薄な考えが世の中に蔓延(まんえん)していることがあらためて分かった。一体、祝日を何と心得ているのだろうか。


 ≪小鯛が売れた「成人の日」≫


 現行の「祝日法」は占領時代の残滓(ざんし)をいまなお背負い、決してできのよい法律とはいえないにしろ、それでも祝日を「国民こぞって祝い、感謝し、または記念する日」と規定している(第1条)。単に仕事をしない「休日」ではない。休むことに意味があるのではなく、その休みの日に何をするのか、何を考えるのかということが重要なのだ。そこにこそ「晴れ着を着て、普段にはないご馳走(ちそう)をいただく」日常とは違ったハレの日としての祝(祭)日の本旨がある。


 その祝日が単なる「休日」と同一視される傾向を一段と加速化させたのがいわゆる“ハッピーマンデー”の導入である。この制度を生んだ米国では“トリプルバカンス”と呼び、「月曜日祝日法」によって一部の祝日を「日指定」から「曜日指定」に改めた。これによって土・日・月の3連休が実現するというもので、わが国ではすでに「成人の日」など4つの祝日がオリジナルの日にちを失ってしまっているのは周知の通り。


 人気コミック誌「ビッグコミック」に連載中のエッセー「築地魚河岸 嫁ヨメコラム」の中で、築地市場の仲卸に嫁いだ声優の平野文さんはこう述べている。「成人の日」が1月15日であったころは、その日が近づくと河岸では小鯛が売れに売れる。成人の子がいる家庭でこれを祝うために買うのだが、それが今では過去の話となってしまった。そうした「家のならわし」がすたれてきたのが「残念です」と。


 ≪ふさわしい行事を行う≫


 「秋のゴールデンウイーク」構想もこの“ハッピーマンデー”の延長線上にある。仮にこの構想が今回は見送られたとしても、同様な発想は今後も繰り返し出てくるだろう。祝日の形骸(けいがい)化に歯止めのかからない限りは…。


 さて、それではどうすればよいのか。もとより休日が増えること自体に異論を呈しているのではない。休日は基本的には経済とか国民の健康状態などによって変動があっても差し支えない。いわば経済政策や厚生・労働行政の観点から考えられるべきものであるから、それに見合った法律を独自に持てばよい。


 祝日が日曜日に当たるときは、その日後において最も近い日を休日とするという現行「祝日法」第3条のような規定は、新たに制定すべき「国民の休日に関する法律」(仮称)に移すことも必要になるだろう


 一方「祝日法」はあくまでも祝日そのものの意義の堅持を念頭に、たとえば「祝日には、国や地方公共団体はそれにふさわしい行事、式典を行う」といった条文の追加などを講ずる。かくして「祝日法」と「休日法」という2つの法の“棲み分け”を図ることにより、祝日が本来の姿に回帰できる地平が切開できるのではあるまいか。(おおはら やすお)


(2007/06/08 05:09)


_/_/_/_/_/▲_引用ここまで▲_/_/_/_/_/


 『休日は基本的には経済とか国民の健康状態などによって変動があっても差し支えない。いわば経済政策や厚生・労働行政の観点から考えられるべきものであるから、それに見合った法律を独自に持てばよい。』
 そして、
 『「祝日法」はあくまでも祝日そのものの意義の堅持を念頭に、たとえば「祝日には、国や地方公共団体はそれにふさわしい行事、式典を行う」といった条文の追加などを講ずる。』
 「祝日法」には「国民こぞって祝い、感謝し、または記念する日」条文がある。
 官公庁や学校で、国旗を掲揚し「祝日」の意義に相応しい行事を行うことは、非常に有意義だと思うので、私は、大賛成である。
 
 また、大原教授の提案は、ある意味、経済効果や休日を隠れ蓑にして、恣意的に日本元来の「祝日」の意義を葬ろうとする連中の工作にに対する対抗案としても、非常に有効で反論の余地を与えないという事からも最適では無いかと思う。
 是非、有志議員達と法案を詰め、議員立法ででも、上程して頂きたいと思う。

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国旗・国歌・文化・伝統・教育・躾 | コメント(7) | トラックバック(0)2007/06/08(金)11:03

コメント

荒れるだけの成人式なんてもういらないんです!

 言ったのは、人権派教師でした。
自分の気にいらない事があるから「卒業式をぶち壊す!」
事を正義と教えられた世代だから仕方ないのではないか?
問うと「別の事!」
 第一、成人式が、必要か否かを決めるのは、既に成人式を終えた世代ではなくこれから成人を迎える若者では?
 ある年輩のご婦人は言いました。
 「暴れているのは、どうやら義務教育を終えてすぐに働いた層のようだ!
 大学生ならコンパなどでストレスを発散する機会もあるだろうが、彼にはそれもない。
 1日だけお祭り騒ぎをさせてあげて次の日から真面目に働くなら、仕事もしないで『ボーナス支給0』と座り込みしている人より良いのではないか?

2007/06/08(金)14:02| URL | 鵺娘 #/9u.keZw [ 編集]

>鵺娘さん

コメントありがとうございます。

>荒れるだけの成人式なんてもういらないんです!
 言ったのは、人権派教師でした。
自分の気にいらない事があるから「卒業式をぶち壊す!」
事を正義と教えられた世代だから仕方ないのではないか?
問うと「別の事!」
・別の事?そのまんまだと思いますがね。
 そして、調子に乗っても彼らの後ろに「日凶礎」はいませんからね。

>第一、成人式が、必要か否かを決めるのは、既に成人式を終えた世代ではなくこれから成人を迎える若者では?
・そう言えばそうですな。
 しかし、それをしっかり自分で決められて、実行できる様な20才(変な団体の後ろ盾為しにです)は既に成人でしょう。

>ある年輩のご婦人は言いました。
 「暴れているのは、どうやら義務教育を終えてすぐに働いた層のようだ!
 大学生ならコンパなどでストレスを発散する機会もあるだろうが、彼にはそれもない。
 1日だけお祭り騒ぎをさせてあげて次の日から真面目に働くなら、仕事もしないで『ボーナス支給0』と座り込みしている人より良いのではないか?」
・(*´д`*)アハァ 一理ありますね。
 しかし、暴れたら灸を据えられるという「公共」の摂理は、学生でも職業人体験させねばなりませんね。

2007/06/09(土)09:49| URL | tono #vFsRzAws [ 編集]

TB有り難うございます。

なるほど、祝日法と休日法を分けるというのはなかなかかしこい案ですね。祝日は子供も学校に行き、校長先生がその意義を全校集会で話す(紅白まんじゅうとは言いませんが…)ことなどは必要と思います。

2007/06/09(土)23:47| URL | 練馬のんべ #.GslOXVU [ 編集]

>練馬のんべさん

コメントありがとうございます。

>なるほど、祝日法と休日法を分けるというのはなかなかかしこい案ですね。
・祝日を元に戻して、休日をああしてこうして繋げればとか考えていたのですが、いとも簡単な解決法です。

>祝日は子供も学校に行き、校長先生がその意義を全校集会で話す(紅白まんじゅうとは言いませんが…)ことなどは必要と思います。
・徳育或いは歴史の授業の一部として教えて良いと思います。そう言う事は子供はしっかり覚える物ですよね。

2007/06/10(日)20:52| URL | tono #vFsRzAws [ 編集]

TBありがとうございました!

 「国民の(ための)祝日」という間違った認識を改め、本来の「国家の(節目になる日を国民が祝う)祝祭日」と言うことを再確認するための一つの方法だと思いました。
 ふと思うのは、「休日法」の実効性が確保できるのか?と言う点。
 商店などは日曜日や祝祭日の営業は当たり前。製造業では年間の稼働日数をあらかじめ定めて、労組などの話し合いや稼働効率などから休日を決めており、現行の祝日であっても営業している場合が結構あります。(サラリーマン時代は福利厚生面で祝日とは関係ない連休も、年に何回かありました。レジャー施設などが空いていて良かったです)
 祝日と言うことならともかく、「休日」として休めるのは、結局官公庁・金融機関・学校くらいのような気がします。

 校長先生の「明日は『休日』だからお休みです」なんて訓辞をするようになったら、何か嫌だなぁーと思いました。


PS.
 国家の節目である「祝祭日」を国旗を掲げてキチンと祝える仕組みの構築には大賛成です。
 今日は日の丸を掲げるべきか?迷う「祝日」は、もう要りません。

2007/06/11(月)09:34| URL | 山本大成 #E6psF8zg [ 編集]

>山本大成さん

コメントありがとうございます。

>「国民の(ための)祝日」という間違った認識を改め、本来の「国家の(節目になる日を国民が祝う)祝祭日」と言うことを再確認するための一つの方法だと思いました。
・祝日、休日を分けると言うより、よ~く考えれば、祝日法から単なる休日を取っ払い意味ある日を加える手段とも考えられます。
 
>ふと思うのは、「休日法」の実効性が確保できるのか?と言う点。
 商店などは日曜日や祝祭日の営業は当たり前。製造業では年間の稼働日数をあらかじめ定めて、労組などの話し合いや稼働効率などから休日を決めており、現行の祝日であっても営業している場合が結構あります。
・祝日はある意味、某宗教の安息日とまでは言いませんが、ちょっと休憩して意義を考えてみようという日になればと思います。

>(サラリーマン時代は福利厚生面で祝日とは関係ない連休も、年に何回かありました。レジャー施設などが空いていて良かったです)
 祝日と言うことならともかく、「休日」として休めるのは、結局官公庁・金融機関・学校くらいのような気がします。
・そうですね、「休日法」の方は実際そういう関係が多いでしょうから「法」などではなく「条例」或いは「通達」「奨励」なんかに下げていけば良いでしょう。
 祝日との意味合いをはっきりさせるためにもですね。

>校長先生の「明日は『休日』だからお休みです」なんて訓辞をするようになったら、何か嫌だなぁーと思いました。
・(*´д`*)アハァ 確かに!
 子供には「祝日」のみが大切で「休日」は日曜だけで良いかもしれません。長い休みもありますし。

>国家の節目である「祝祭日」を国旗を掲げてキチンと祝える仕組みの構築には大賛成です。
 今日は日の丸を掲げるべきか?迷う「祝日」は、もう要りません。
・仰るとおりですね。
 祝日=スッキリ国旗を揚げる! そうありたい物です。

2007/06/11(月)10:21| URL | tono #vFsRzAws [ 編集]

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2008/05/16(金)08:50| | # [ 編集]

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