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■短歌同人誌「反射光」第26号

 短歌同人誌「反射光」第26号(平成廿四年夏号)が届きました
 
 半年ぶりに、短歌の同人誌の記事です。
 「反射光」第25号(平成廿四年春号)には、短歌のほか「随想」も掲載して頂きましたが、いろいろあってブログへの掲載の機会を逃しました。
 「随想」は私の師の一人であり、私を「反射光」へ誘って頂いた故杉原先生の一周忌にあたって、反射光の編集の方から依頼されたものです。
 今回夏号と共に記事に揚げさせて頂きます。
 
 ・第25号(平成廿四年春号)
   
  (投稿歌)
  反射光H24春

  ちはやぶる英霊の宮に詣でては吾(あれ)も護国の破魔矢とならむ
   (福岡県護国神社に初詣。宮司に破魔矢を賜る。)
   
  
  列のなか「起元」は何かと問ふ娘 父母は答へる術(すべ)を知らずや
   (香椎宮への初詣のおり、参拝の列のすぐ後ろの家族連れの様子。答えてほしかった・・)
   
  
  たらちねの義母(はは)は冥土へ旅立ちて孝行せざる悔いぞ残れり
   (妻の母が昨年逝去した。遠距離もあって孝行できなかったのが悔やまれます)
  
  
  雪のあさ白無垢(しろむく)姿で吾(あれ)を待つ野ざらしの愛車けなげなるかな
   (久しぶりの雪の朝。雪を積んだ愛車がなぜか健気に見えた)
   
  
  しろ魚を待つ簗(やな)の杭それぞれにとまる鴎も春を待つかな
   (福岡市の「室見川」。春先限定のしろ魚の簗。杭の一本一本に鴎が並んで止まっている)
   
   
  いつのまに幼き姪も受験生ひとあし早くさくら咲けよと
   (血縁の無い義理の姪とは言え可愛いもの。志望校に合格して欲しい)-見事合格しました。
   
  
  ひと夜にて地を真白きに埋(うず)めしは九天(きゅうてん)の神のきまぐれなるや
   (急に寒波が来て、いきなりの大豪雪。神の気まぐれでしょうか?)
   
   
 
  (随想)
  反射光H24春_随想

  我が余生と心の師 杉原剛介先生
  
 平成二十四年二月十一日の紀元節(建国記念日)、私は福岡の筥崎宮で紀元節の祭事に参列した後、「日本の建国をお祝いする集い」のスタッフとして働いていました。
 思えば昨年のこの紀元節の日も、同じようにスタッフとしてお手伝いをしたあと、式典・講演会などの行事は、とどこおりなく終了しました。しかし、一息ついたのもつかの間、思いも寄らぬ訃報が舞い込んできたのです。
 「杉原剛介先生逝く!」
 一瞬耳を疑いました。杉原先生が病魔と戦って入院されておられること、そして病状は決して軽いものではない事も存じて降りました。しかし、私の頭の中では現実の「死」とは直結していなかったのです
 呆然とする中、仲間とともに、お通夜、御葬式に参列し、ご遺族の計らいで、最後のお別れをさせて頂きましたが、とても安らかなお顔だった事がいまでも印象に残っています。

  ●安らけきご尊顔もてみまかるる師の志我ら継ぎゆかむ

 杉原先生との出会いは、私が参加している「福岡黎明社」という団体の勉強会でした。私は、数年前からこの勉強会に参加するようになりましたが、先生は月ニ回ほどの勉強会に、顧問として毎回欠かさず参加されておられました。
 理学博士で福岡大学理学部の名誉教授と言う高名なお方でありながら、勉強会ではいつも正論をお説きになり、飾らない言葉で、私の様な新入りにさえ笑顔で親しく接してくださいました。
 勉強会の帰りに車でお送りする事も幾度かありましたが、先生からはいつも感謝と労いの言葉をかけてくださって、その芯にある強い意思とは裏腹にとても物腰の柔らかい優しい方でした。
 福岡黎明社は「北朝鮮に拉致された日本人を救う福岡の会」とともに毎月、福岡市の繁華街で情宣・署名等の活動を行っていますが、ご高齢にも拘らず、いつも激励に来てくださいました。
 そのような杉原先生にお会いするたびに「杉原先生はこころから日本を愛し、その行方を憂いながらも次の時代を担う若い人の力を固く信じておられるご様子」を強く感じるようになりました。
 私が現在の活動に微力ながらも拘り始めたのは、「死生観」からでした。
 「死生観」などと言うと高尚な響きに聞こえますが、何十年も惰眠を貪ってきたなかで死ぬ時くらいは一人でもいいから「あいつは日本人だったよな」と言って欲しい・・・言う不純な動機に目覚めたことによるものでした。
 杉原先生は、私に高潔な人生のあり方を身をもって見せて教えてくださいました。病に侵されてからの先生は、まさに「語らずして範を示す」を実践されてこられたと思います。また、あれほどまでに日本を愛し、憂いておられた先生のご命日が「紀元節」の日であったということ決して偶然ではなく、「八百万の神の思し召し」だと思えてなりません。

  ●紀元の日護国の神と昇らるる師に報いむと誓ひ新たに

 私を、この「反射光」に誘って下さったのも杉原先生でした。 近年は和歌(短歌)の指導もしていただいておりましたが、杉原先生は、和歌の指導でこの「反射光」を教材としてお使いになり、先生ご自身も同人であられる事を知りました。その勉強会の折に杉原は「こういう同人誌があるから君もぜひ投稿してみなさい」とお誘いくださったのです。
 「私の様な基礎もない者が投稿してもよろしいのでしょうか」
 「いいんだ。出してみなさい」
 そんなわけで和歌に素人の私が「反射光」に投稿するようになった次第です。

  ●おずおずと三十一文字を並べてはままよとばかり稿投げるらむ

 先にも書きましたように、私と先生とのお付き合いは決して長かった訳では在りません。しかし未熟な私にも先生の歌の多くに「国を愛し国を憂う想い」が溢れていることを感じていました。
 先生は、何故、私のような者に和歌をお勧めになられたのでしょうか。いまだに良く分りません。中学、高校あたりから十七文字や三十一文字の存在を知っていたとは言え、学校は理科系、仕事も理科系で和歌には縁も無かった私です。
 そんな私に先生が「いいんだ。出してみなさい」と唐突に仰ったのはどうしてなのか不思議です。今となっては「永遠の謎」なのです。
 私とは比較にならない教養をお持ちで「理学博士」という理科系そのものの方です。ひょっとして、私の歌に僅かばかりでも先生と同じ思いを感じて下さっていたのでしょうか。図々しくも手前勝手な想像ですが、もしそうであればこれ以上の喜びはありません。
 同志たちとお見舞いに伺った日に、結果として最後となってしまいましたが、先生は私の手をとりながら微かな途切れ声で「和歌を!」とおっしゃいました。「永遠の謎」は残りましたが、私はいま、どんな形であれ和歌を詠み続けて行こうと思っています。いつの間にか和歌が好きになっている自分に気付いたからです。
 下手の横好きと言うことかも知れませんが、和歌を詠み続けていく事で、もしかすると「永遠の謎」の解ける日が来るかも知れません。

  ●和歌知らぬ吾に勧めらる師の想詠み重ねてぞ知るもありけむ

 私も数え年ならとっくに迎えているのですが、今年は満で還暦を迎えます。生きてきた時間よりも残された時間の方が短いのは明らかです。
 杉原先生は、いま九天の向こうから我々を見守っていてくださると思います。不純な動機の「死生観」ゆえに先生と巡りあう事が出来ましたが、いつの日か川向こうで先生にお会いできた時には、ぜひお尋ねしたいことがあります。
 「不純な動機の私でも何かお役に立ったのでしょうか?」
 そして、「何故、私に和歌を勧められたのですか?」と。
 
 
 ・第26号(平成廿四年夏号)

  (投稿歌)
  反射光H24夏

  断崖を見下ろし立てば忠義なる先人たちの声聞こゆらむ
   (摩文仁の丘からの断崖を見下ろせば、戦いに散った先人達の声が聞こえる)
   
   
  沖縄の復帰を祝ふ国民(くにたみ)はあまた流れし血潮な忘れそ
   (「沖縄県祖国復帰四十周年」のイベントに参加して)
   
   
  ちはやぶる摩文仁の丘の英霊とともに祝へり祖国復帰を
   (沖縄県祖国復帰四十周年を祝うとき、沖縄戦で戦った先人を忘れてはならない)
   
   
  「県民は斯(か)く戦へり」と中将が伝ふる史実いと重からむ
   (軍と共に戦った沖縄の先人をただの哀れな被害者にするのは冒涜に等しい)
   
   
  李登輝(りとうき)氏曰く指導者たる者は一に公(おおやけ)ニに品格なり
   (三月末に台湾で「李登輝元大統領」とお会いした時の言葉。
   
   
  うな垂れる民へ神より贈りもの頭を起こせ顔を上げよと
   (金環日食のニュース映像を見て)
   
   
  雲を抜け聳(そび)ゆるつりー二千尺おとぎの豆の木かくのごとしや
   (東京スカイツリーを見上げて)
   


 駄文と駄歌に最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
 和歌は本格的にやれば、大変厳しい仕来りがありますが、私は、詳しい仕来りはまだ勉強不足で知りません。
 しかし、
 まずは五-七-五-七-七のリズムで思い付いた事、目の前の事等を口出して見る事だと思います。

 (トノゴジラ)


目覚めよ日本人!と思う方→  



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国旗・国歌・文化・伝統・教育・躾 | コメント(0) | トラックバック(0)2012/06/11(月)14:56

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