自民党は大敗した。
いや、退廃と言うべきかも知れない。
理由は色々あろうが、これも歴史の流れである。
いつも言うように、過去の歴史にとやかく言っても始まらないが、歴史から教訓を学ばなければ進歩は無い。
総選挙も既に過去の事である。
教訓を生かして日本をあるべき姿にすべく動かなければならない。
今回の選挙で、既に色々調査が行われているが、興味深かったのは、投票の基準を「マニュフェスト」ではなく「政権交代」に置いた有権者が多かった事である。
数字は違っても、各調査の傾向は似ているようだ。
つまり「マニュフェスト」の論争以前に、有権者が自民党政権に「No」を突きつけていたと言う事だ。
何故か?
一つは、もちろん、マスコミの中韓工作員もどきの活動がある。
しかし、それとて根本は、自民党が保守王道の誇りを失い、大量議席に胡坐をかいて、国家と国民を見失ったからではないかと思う。
300の議席を持ちながら、スパイ防止法一つ制定できなかった。
9条一つ変えられなかった。
国家大系を考えれば、先の大戦に惑わされず、例大祭に首相が靖國神社に参拝すべきなのだ。
それが、世界通念であり、当たり前である事を身をもって示さねばいけないのだ。
それが出来なくて、国の防衛に携わる多くの兵士の士気を、誇りをどうやって支えるというのだ。
そんな事だから、保守系の新しい勢力にさえ見捨てられるのだ。
自民党は、これを機会に、公明党とは縁を切るべきだと思う。
支援母体が国旗さえ揚げない宗教団体であり、外国人参政権に賛成している等は論外であろう。
そして、身中の虫も駆除し、国家感の相通ずる同志を迎えて、出直すべきである。
さて、新しい国会、政府が誕生する。
民主党も政権を取った以上、今までのように「権利・自由」だけの我侭は通らない。
「責任・義務」が今までとは桁違いにかぶさってくる。
今もやついている膿は、早いうちに出して、国家国民の為に機能してもらいたいと思う。
東京地検は、鳩山・二階氏の「献金問題」の捜査を開始するようである。
小沢氏の秘書を逮捕した時に民主党やマスコミに「国策操作」と言われたが、そうで無いことを示すためにも、たとえ「総理大臣」であろうと操作をする事を示してほしい。
民主党やマスコミの望んでいた事であり、不満のあろうはずは無い。
望みどおりやってくれ!と思う方→

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内憂・日本国憲法・法律・自由・権利と義務・責任
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│2009/08/31(月)11:12
私はもう三年もすれば還暦を迎える。
しかし、恥ずかしながら、自分の生まれ育った日本の事を、殆ど知らない事に気が付いたのは、ここ十年位の事である。
最近少し、自分なりに日本と言うものを理解してきた気がしている。
思い込みかも知れないが・・・
私如きが言えることでは無いかもしれないが、昨今の日本のドタバタ劇の大きな要因の一つは、政治家に確固たる「国家観」が欠落している事ではないかと思う。
最近、私なりに日本と言う国と天皇について考え、書き留めたものがある。
私は物書きでもないし、政治や歴史の専門家でもない。
それでも、脳内に沸々と湧く物があったので文章にしてみた。
稚拙である。
下手である。
しかし、一人でも何かを感じて頂ければ、こんな嬉しい事は無い。
一応題名も付けてみた。
「天皇こころ説」
ちょいと、畏れ多い気もする。
読むだけ読んでやろう!と思う方→

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天皇・国體・皇室
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│2009/08/26(水)14:22
映画「プライド・運命の瞬間」で東條英機役を演じた俳優は、津川雅彦氏である。
私の好きな俳優の一人である。
津川氏と言えば、徳川家康(東照大権現)役が浮かぶ。
私は徳川家康に会った事が無い。
しかし、脚本、監督でイメージが大きく変わるとはいえ、擁いているイメージが津川氏の演じる家康に近いのである。
実は、逆で津川氏演じる家康が刷り込まれたのかも知れないが・・・
その津川雅彦氏がお怒りである。
氏のブログ「サンタの隠れ家」から、少し引用させて頂くと、
例えば、
「なんと言う姑息で手の込んだ国旗への嫌がらせをする連中だろうか!あきれ果てた所業だ。その根性は腐りきっている。僕は今心底怒りが込み上げている。」
と仰る。
怒りは日本人にも向けられている。
「どこの世界も、こんな政党を許す国民はいない。いかに戦争に敗けたからと言って日本人は異常だ。この事実を知りながら、なお民主党に一票入れるとしたら?
売国奴の極左か?自虐史観、土下座外交好きのマゾヒストか?共産党や社民党びいきならいざ知らず!常識ある日本人とは思えない。いっぺんやらせて見ようでは軽薄に過ぎる。」
と、手厳しい。
更には、
「鳩山の『日本国は日本人だけのものではない』発言と外国人参政権推進の真意が、『日の丸切り刻み』事件に象徴されていると思う。」
「中国、北朝鮮、ロシアから多大の寄付を受けているからこそ、偽名の献金を大量に捏造して隠したに違いないと思えてしまう。」
「将来、日本の国体を壊し、彼らに日本を売り渡す鳩山民主党の心底みえたり。」 この辺り、私の常々の主張と同じであり、内容は悲しい限りだが、少し嬉しくなる。
献金については、自民党の町村信孝前官房長官も
「民主党の鳩山代表は、この選挙が終わって(個人献金偽装問題の)捜査が始まれば、ほぼ間違いなく有罪になる。私の知っている東京の法律関係者は100人が100人、『あれは有罪になる』と言っていますよ。そんな人を総理大臣にするなんて考えられますか」
と述べているように、仮に鳩山政権が誕生しても、すぐに総理逮捕→解散と言う前代未聞の事件が起こるかもしれない。
そして、
「今!本気で日本に必要なのは真の国際化だ。国際化とはまず日本の文化と伝統の素晴らしさを知らしめる事から始めなければならない。誇りある農耕民族が生んだ八百万の神の『和の魂』と『徳』の文化こそ、今日の世界の平和に貢献すると理解してもらう事が必要なのだ。」 これには、大いに賛同したい。
津川雅彦氏は、「みんなで靖国神社に参拝する国民の会」、「首相の靖国神社参拝を求める国民の会」の発起人もつとめる保守思想の持ち主である。
また、一人娘の真由子さんが1974年に生後5か月で誘拐された事件の時に、マスコミ(当時は特に東京新聞)が芸能人の子供だから誘拐されたとか、子供の誘拐を利用して売名行為をしている等の報道キャンペーンを張った体験からか、マスコミ批判も手厳しい。。
現実にこの誘拐事件当時、私は大学生で、大変申し訳ないが、報道を鵜呑みにして実際売名行為かと疑った事が記憶に残っている。
映画「プライド・運命の瞬間」で東條英機役を演じる事を朝日新聞の記者から『A級戦犯を演じる事の是非』を問われた際、「じゃあ君(質問した記者に対して)はどう思うのかね!」と逆質問した事も良く知られている。
拙ブログの右側リンクバナーの中にもあるので、津川雅彦氏のブログ「サンタの隠れ家」、一度覗いてみては如何か?
ちょっと寄って見よう!と思う方→

国旗・国歌・文化・伝統・教育・躾
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│2009/08/21(金)14:03
「永住外国人への地方参政権付与」について、MSN産経ニュースでアンケートが実施されている。
「永住外国人への地方参政権付与」を容認するかしないか?
短いアンケートである。
諸兄のご意見を、是非送って頂きたいと思う。
私は「日本は日本人だけの所有物じゃない」とは思わないし、自分なりに考え方があるので、以下の意見を添えてアンケートに応えておいた。
トノゴジラ考:
日本に於いては、参政権は日本国民が有する固有の権利であり、帰化人を除けば、生を受けた時から与えられていると考えます。
その権利を行使出来る条件(年齢等)が法で定められていると言う考え方です。
選挙権は20歳、衆議院議員の被選挙権は25歳・・等です。
また、公民権停止処分等の、制限条件もあります。
日本人であり(もちろん帰化人も)、条件を満たせば、性別、宗教、職業、納税額等は制限条件とはなりません。
従って、税金を払っているとか、日本に住んでいる等は、そもそも権利を有する要件では無いと考えます。
私も一言!と思う方→

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お知らせ
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│2009/08/21(金)09:03
玉音放送の日も過ぎ、福岡県護国神社の戦没者慰霊祭も終わり、みたままつりも終わった。
ところで、小学校等の新学期も始まっているはずの、来る9月2日は何の日だったか?
昭和20年、戦艦ミズーリ艦上で、降伏の調印が行われた日である。
ネットで降伏の調印の話を読んでいて、先の8月9日、福岡での「感謝・追悼 英霊顕彰県民の集い」における占部先生の講演を思い出した。
私も常々思っているのだが、歴史を点で見る人が多すぎないだろうか?
所謂、歴史のつまみ食いである。
占部先生は、
歴史は日の単位で見る。
月の単位で見る。
年の単位で見る。
世紀の単位で見る。
それぞれが必要である事を、講演されていた。
宣戦布告と真珠湾攻撃は日単位の話・・・
ハルノートが出てくると月単位・・・等である
私が知らなかったのは、先の大戦の「世紀単位」の話だった。
記録映画「東京裁判」に一瞬映るミズーリ艦上の、調印式典の会場を違う角度で撮った写真を示して、
「そこに飾ってある星条旗は何時の物であるか?」
と言う話であった。
「1853年日本に現れた、ペリー提督の黒船に掲げられていた星条旗」をわざわざ取り寄せて飾った物だった。
何故そのような物を持ち出して飾ったのか?
日本が降伏した日の、ニューヨーク・タイムスの記事が教えてくれる。
ニューヨークタイムスは、「太平洋の覇権を我が手に」と題して、次のような記事を載せた。
『我々は初めてペルリ以来の願望を達した。もはや太平洋に邪魔者はいない。これで中国大陸のマーケットは我々のものになるのだ』
今、中国と手を結ぶアメリカに、日本は必要無くなる?
いや、必要なのだ・・・
金と技術と質の高い労働力を持つ属国として・・・
それでは、あまりに、先人達に申し訳ないと思った。
独立せよ日本!と思う方→

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靖国・近代の戦い
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│2009/08/17(月)14:03
まもなく、福岡縣護國神社の戦没者慰霊式典に参列するために出かけます。
我が家には、半旗を掲揚します。

靖国・近代の戦い
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│2009/08/15(土)08:38
豪雨による土砂崩れで通行止めになっていた、福岡の高速道路(福岡IC-大宰府IC間)も、お盆を前に復旧する様である。
とはいえ、まだまだ全国的には豪雨、豪雨、地震、地震、豪雨・・・・・
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げる。
しかし・・これは、如何なる前兆であろうか?
「昭和維新の歌」の一節に以下の歌詞がある。
♪天の怒りか地の声か そもただならぬ響きあり
民永劫の眠りより 醒めよ日本の朝ぼらけ♪
思えば、国民も政府も、国家の大本を忘れ、あろう事か左翼の村山政権を成立させてしまったあの時、数千人の尊い国民の命が失われると言う天変地異があった。
天の、神の、怒りだと思うのは私だけだろうか?
今また、今度は連立より更に危険な、単独左翼政権が現実味を帯びてきた。
昨今の天変地異の序章は、またしても神の逆鱗に触れつつあるという予兆では無いのだろうか?
政治は、目先三寸!揚げ足の取り合い!等ではなく、国家の大系を見据えて居なければならないはずである。
今、それを分かっている政治家が少ない。
しかし、
その政治家を選んでいるのは、他でもない、国民自身であるという事は肝に銘じておくべきである。
天の、神の、怒りを鎮めるには何を為すべきか?
今こそ、我々国民が真剣に考えよ!
と言う、八百万神のお告げの様な気がしてならない。
目覚めよ日本人!と思う方→

内憂・日本国憲法・法律・自由・権利と義務・責任
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│2009/08/12(水)15:58
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